季節とともに楽しむ和菓子
ひな祭りやお花見に、春の訪れを感じさせてくれる桜餅。
幸福堂の桜餅は、もっちりと蒸しあげた道明寺(蒸したもち米を乾燥して荒く砕いたもの)でこし餡を包み、塩漬けした桜の葉で巻いています。
桜の葉の香りとほんのりとした塩味、道明寺のもっちりつぶつぶ生地とこし餡の甘味が、
絶妙に口の中に広がり春を感じさせてくれるお菓子です。
(1月~4月頃まで販売しております)
桜餅は関東と関西では大きな違いがあります。
関東では長命寺という小麦粉の薄い生地であんこをくるむのに対して、関西では道明寺の、もっちりつぶつぶ生地であんこを包んでいます。どちらも春を代表する可愛いお菓子です。
こちらも、ひな祭りやお花見に喜んでいただけるお団子です。
国産の米粉と、砂糖と水で作る昔ながらのお団子で、もっちりとほんのり甘いお味です。
お団子が三色の意味は諸説ありますが、桃色は花びら、白色は雪、緑色は芽をイメージしたともいわれ、「雪の残る地面の下には新緑が芽吹き、その上には桃色の花が咲き始めている」春の訪れを感じさせるお菓子です。緑色のお団子には、抹茶が入っております。
(通年販売しております)
三色団子は花見団子ともよばれ、お花見シーズンによく使われる「花より団子」ということわざにもお団子が出てきます。実際の意味は「風流より、実益のある物事を取ること」ですが、お花見にお団子を食べられる方も多いと思います。京都には沢山のお花見スポットがございます。幸福堂本店近く、木屋町を流れる高瀬川沿いにも沢山の桜が並び、昼はもちろん夜はライトアップされた満開の桜と、桜の花びらの流れる高瀬川は見ものです。是非、桜とともに、幸福堂の三色だんごもご賞味いただけると幸いです。